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網膜静脈閉塞症とは?

網膜の静脈に血栓ができて血液が流れなくなる病気で主に浮腫や眼底出血が起こります。
膜静脈閉塞症は50歳代から60歳代に多く、そのうち70%は動脈硬化、高血圧と関係しているといわれています。
眼のフイルムにあたる網膜の静脈が閉塞し、行き場を失った血液があふれ出し眼底出血や、網膜浮腫を起こします。

血管の閉塞する場所によって症状は様々ですが、視力の中心である黄斑部に浮腫や出血が生じると極端に視力が低下します。眼底の出血、浮腫は時間とともにひいていきますが、最終的に視力が回復するかどうかは黄斑部の障害の程度によります。

網膜静脈閉塞症と合併症

網膜静脈閉塞症では、出血、浮腫が視力に影響を及ぼすほか、症状が落ち着いた後に合併症を生じることがあります。出血や浮腫を起こした網膜の栄養を補うために新生血管が生じてきます。この新生血管は本来、健康な眼には存在しないもので、非常にもろくて破れやすいため、眼の中に出血(硝子体出血)を生じることがあります。この新生血管が眼球の前方に伸びてくると眼圧が上昇して新生血管緑内障というタイプの緑内障が生じることがあります。この緑内障は治療が難しく失明の危険性が高い緑内障です。また、栄養が悪くなりもろくなった網膜は破れやすく網膜剥離を生じてくることもあります。こういった硝子体出血、血管新生緑内障、網膜剥離などは手術による治療が必要になってくることがあります。

網膜静脈閉塞症の治療

網膜静脈閉塞が生じてきた急性期には止血薬、網膜循環改善薬、抗凝固薬などの内服治療を開始します。
そして蛍光眼底造影検査を施行し、浮腫や出血の程度、新生血管が発生しそうなところを把握して合併症の予防をしていくことが大切です。
レーザー治療は新生血管の発生など合併症を予防することや網膜の浮腫を軽減することを目的とした治療になります。
レーザー治療は外来通院にて、1回15分程度で数十から数百個のレーザー凝固を行います。2回から3回程度に分けてすることもあります。


このように網膜静脈閉塞症は眼に多くの影響を及ぼします。また、時期をずらしてもう片方の眼に起こってくることもあります。発症後は原因となった病気の治療や血圧の管理などを心がけ、眼科の検査をかかさず受けるようにすることが大切です。